かき氷「かき氷職人 Yummy【冬の柑橘】」【豊田市】
かき氷の可能性は無限.オーライです.
夏の期間、土日だけ営業しているかき氷屋「かき氷職人 Yummy」.
2020年5月から営業を開始したお店.2度目の夏の営業が2021年10月末で終わって、わずか2ヶ月ちょっとではありますが、禁断症状が出ている方が続出(推定).
そんなYummy中毒を喜ばせる臨時特別営業が2022年1月15,16日の2日間で開催.
「かき氷職人 Yummy」
※【イタリアン Rozetta】店舗で夏の土日のみ営業※
営業時間: 1/15、16の特別営業
15(土) 11:00~16:00
ラストオーダー 15:30
16(日) 11:00~17:00
ラストオーダー 16:30
※両日とも混雑による早期案内終了していました
イートイン席:有
テーブル席(お一人用2席、テーブル4席)
テイクアウトなし
住所:愛知県豊田市桜町2丁目47 サンポイントフォルテ
tel:0565-33-3323
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用下さい)
夏営業と同様にウェイティングボードに記名して入店待ち.今回は久しぶりの復活営業(しかも2日間だけ)に加え、特別営業用の新メニューも提供されるインスタが上がっていたこともあり、開店2時間前には30名以上の記名があって、開店時には受付終了の案内がインスタで飛んでいました.
今回の特別営業のメニュー.夏営業の初期メニューにあった「柑橘」が冬バージョンで復活しました.そして、Yummyの初代メニューで登場後、メニューから外れたことのない永遠の定番「キャラメル&ラズベリー」.そして途中追加のメニューながらYummyの看板メニューになったと言っても過言ではない「ピスタチオ」.
来ました、来ましたっ.
「冬の柑橘」税込1,700円 .
一目惚れする美しい佇まい.その姿は飴細工のティアラをかぶった柑橘姫.別添えされているのが、チョコレートクレマ(クリーム).
その姿に見惚れたまま何枚も写真を撮りまくりました.早く食べたいのに食べたくない.美味しいタイミングで食べたいのに写真も撮らずにいられない.「韓非子」由来の故事成語「矛盾」を実感する.何て罪作りなかき氷.
※動画追加しました.ぜひ、あちこちからこの美麗なかき氷を眺めてみて下さい.
このティアラ…実は以前「南瓜」を提供する際に考えていらした飴細工.ですが、気温が高く製造と保持が難しく断念されていました.
10月の「南瓜」提供時には、「利平栗」と同じアーモンドのチュイール(薄焼きクッキー)を使っていました.このチュイール自体、パリっとサクっと香ばしくて、販売して欲しいくらいの美味しさだったので、まったく問題なかったんですけどね.
それを冬営業で復活.これがベストだと思ったことを諦めない職人魂がここでも発現.
一口目でニヤニヤしてしまう.口に拡がる柑橘ワールド.
優しい甘さに香り高く仕上げられた柑橘シロップ.
しつこさや濃さを感じさせずに、しっかり柑橘.どこまでも柑橘.
甘すぎず素材の風味を活かした金柑.噛めば金柑独特の芳香が口いっぱいに広がって、鼻腔も埋め尽くすほどのリモネンの香り.
皮ごと食べる金柑の美味しいところが丸ごと封じ込められています.
食べ進めていくと緩やかに味変.中の柑橘クリームも超好み.
飴細工のティアラは甘いだけじゃなくて、苦みが主張してました.可愛らしいだけじゃないのよってね.これはもう両手で持って、かぶりつくしかなかったです.そしたら横に避けておいて、また美味氷を食べる.
中の柑橘クリームにもソースが隠れていて、細かい組成はわからないけれど、Yummy印の味の深みと拡がりが感じられます.黒い粒はパッションフルーツ.ヨーグルトと合わせてあるような気がしますが、さっぱりしてて、でも柑橘感.しかも各部位で仕立てが違うので、どこを食べても違う柑橘の味わいが楽しめて、まさに冬の柑橘屋さん.
同じ品種の柑橘でも産地や出荷日で味が変わってしまうので「削り師さん」の狙い通りの味を長期間の提供のレベルにキープするのは大変かもしれない.その意味で2日間だけの短期提供がベストだったのかも…そんなことを考えてしまうお味です.
さて、別添のチョコレートクレマ…オレンジとチョコって海外ではスタンダードだし、人気の組み合わせ.最近は日本でもたくさん商品化されてます.
でもそんなに好きじゃないんだよね~.オレンジピールは好きだし、美味しいけど、なんでわざわざチョコをかけて香りを殺し合うかな~…なんて思ってました.
チョコクレマだけ掬って食べてみると美味しい~.チョコレートっていうよりもカカオの芳香を強く感じるクレマ.このクレマを注いだ「ショコラクレマチーノ」出てたら買いますね、グランデサイズで.
で、そんな美味クレマと柑橘…と思ってましたよ、食べ始めてからズットね…
結論「めちゃくちゃ合いました」.味は素材と腕と仕上げのイメージなのですね.
今まで食べた「チョコとオレンジをかけ合わせた食べ物」の中で一番美味しかった.相乗効果でお互いの香りと味を際立たせながら、混ざった部分はマイルドに融合された優しいショコラオランジェ.トッピングにチョコクレマがあったら追加したかった.
かき氷職人のこだわりを遺憾なく発揮してくれた「冬の柑橘」.また素晴らしいかき氷を創り上げてしまったのですね.
それにしても2日間の営業でしか食べられないとか…皆涙…
もちろん大満足の完食です.
まとめ
・もはやどの柑橘を何種類使ってるかわからない.
・あえて強い酸味を残さずに優しく仕立てた「冬の柑橘」.
食べてホッコリ温まるような柑橘のかき氷だった.
・またどこかで出会いたい美味しい柑橘氷.
・やっぱりかき氷「職人」.こだわりの一杯がここにありました.
~ 愛知県豊田市「かき氷職人 Yummy」&「イタリアンBar Rozetta」~
そして、Yummyの第二章「Side Yummy Sakurayama」
かき氷大好きな皆さん待望の常設店が本日1/25から開店です.
オープン後に訪問した記事はこちら
↓ ↓ ↓
~ 愛知県名古屋市昭和区「Side Yummy Sakurayama」~