スイーツ「atelier du munian(牟尼庵)【牟尼庵トリュフ 「シャンパーニュ エ フレーズ」】」【松坂屋名古屋店】
美味しいショコラ、にやけてきます. オーライです.
松坂屋名古屋店の地下1Fを歩いていたら「読めなくて」目を引かれた「牟尼庵」.そもそも草書体の時点で読み取れていません.
フランス語表記の「atelier du munian」をじーーーっと見て「あ、むにあん」って読むのね.と思っていたら、この商品が目を惹きました.
後述しますが公式オンラインショップでは「シャンパーニュ エ フレーズ」の表記もありました.
ショーケースを見てみると…はい、「ドン・ペリニヨン」で確定.店員さんも口頭では、はっきり言ってました.
*********
ご存じの方も多いと思いますが、「ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)」はフランス・シャンパーニュ地方の「モエ・エ・シャンドン社(Moët et Chandon)」が生産している世界一有名な高級シャンパン.
最もポピュラーな「白(Dom Pérignon Vintage 20**)」であれば1本2万円以下.通称「ピンドン」と呼ばれる「ロゼ(Dom Pérignon Vintage Rose 20**)」だと3万円を超えていますが、その値段は20年以上もほとんど変わっていません.
※ 20**はぶどうの収穫した年を示します.
ということは、供給量がかなり安定していることがわかります.希少価値のイメージもありますが、モエ・エ・シャンドン社が「高品質のシャンパン」を「世界中に安定供給」できるだけの生産を続けています.
ちなみに今流通している最新のドンペリは2010です.「白」であれば、8~10年ほどの長期熟成を経て「飲み頃」と判断されると、瓶詰めされ販売に至ります.
当然、ぶどうの質が良くない年もあります.複数年のぶどうを使う製法もありますが、ドンペリは「質の良いぶどうが収穫できた年」にしか仕込みをしません.
そこも考慮すると「高品質のシャンパン」を「ぶどうの質と量の不安定さ」と「長期熟成でいつ出荷できるか不透明」な状態でありながら「世界中に安定供給」できているのは驚くべきことだと感じます.
**** 脱線しました… ****
トリュフのシャンパン味は、5年ほど前に発売して大人気.復活要望も多かったけど、ずっと復活することなく、ようやく今年復活したそうです.そんなこと言われると…食べてみたくなっちゃうじゃ~ん.
ショーケース左下の豪華セット、10種類(12個)入り(税込 10,800円)を購入すればコンプリートですが、手が出ません~~.
この「牟尼庵トリュフ12個詰合せ」を使って、味の紹介をさせてもらうとします.
それぞれに「春夏秋冬」や「雪月風花」といった風流な名前が付いています.どのような味になるかをイメージしやすいように、公式HPの画像に追記を施しました.
公式HPはコチラ → atelier du munian
公式オンラインショップはコチラ → 京都ショコラ菓房 牟尼庵 onlineshop
公式HPの商品説明が以下になります.
【春・蜂蜜】
ビターチョコベース×蜂蜜〔日本蜜蜂百花蜜(京都伏見)〕
日本みつばちの貴重な蜂蜜を使用した濃厚で芳醇な味わい.
【夏・無花果】
ルビーチョコベース×無花果〔無花果ピューレ(フランス)〕
フランス産無花果ピューレを使用した贅沢な味わい.
【秋・抹茶】
ホワイトチョコベース×抹茶〔石臼挽き抹茶(京都宇治)〕
京都宇治産石臼挽き抹茶を丁寧に練り込んだ深い味わい.
【冬・小豆】
スイートチョコベース×小豆〔国産さらし餡(北海道産)〕
小豆粉を加えたなめらかな口どけが優しい味わい.
茜色の箱にブルーメタリックのレタリング、パッと見、チョコに見えませんね.イヤホンの箱みたいです.
冷凍された状態であれば賞味期限は2か月となっています.
開封後に裏もセットにして撮影したもの.
開封~.説明のリーフレットを外すと2個のチョコレートが出現します.2個だけです.名刺は紙袋に同梱されていたものを添えてみました.
【華・シャンパーニュ】と【苺・フレーズ】の2個が鎮座しています.
それぞれの下に保冷剤が入ってます.
製造されて出荷される時点で保冷剤入りで冷凍されています.本当は持ち帰って「再冷凍せずに」そのまま解凍されたタイミングで食べるのが、一番美味しいような気がしますが、今回は持ち帰りにそれほど時間がかからなかったこともあり、再冷凍しました.
食べる前に1時間くらい冷蔵庫で解凍して、食べる直前に数分常温に置いたら食べ頃.
商品ラベルを剥がして撮影してみました.保冷材もそうですが1粒ずつ丁寧に梱包されています.さすが1粒1,000円です.
トリュフの表面は解凍後の水分で湿っています.もう少し待てば乾いたのでしょうが… 食べたくて待てませんでした.
ナイフでカットしてみると、【華・シャンパーニュ】はミルクチョコ色、【苺・フレーズ】は赤みがかった色合い.
やはりここは【華・シャンパーニュ】から食べます.カットした半分をパクっと口に入れると、とろける際にドンペリの香りが思っていたよりも強く香ります.単なる香り付けではなく、ちゃんとシャンパンを混ぜた感があります.
【苺・フレーズ】は苺ピューレのせいか、小さいかたまりがほぐれるような舌触り.苺の甘酸っぱさを感じます.こちらも大きく口に放り込んだ方が満足度は高いです.
きっと一粒をそのまま口に入れるのが一番美味しい食べ方.値段にビビってチマっと食べてしまうのは悪手だ.
保存や風味を落とさない意味では冷凍は優れているのかもしれませんが、食べる前に解凍準備が必要だったり、気を遣う点が面倒になる感は否めません.食べるのが豪華10種セット(12個)ならいいのかもしれませんが、2個だと… いつかバクバク食べたい.
まとめ
・ドンペリも苺も香り付けでなくちゃんと存在感あり、そして儚くも美味しい.
・大きく口に放り込むと風味が口と鼻に逃げ場なく広がって美味しいのでオススメ.
・1粒1,000円の高級なトリュフチョコレート.美味しいけど2粒では物足りない.
売り切れで買えなかった「カカオ チョコ最中」が美味しそうなんですよね~.
愛知では松坂屋名古屋店で購入可能.