スイーツ「里の菓茶房【わた雪氷 栗蜜】&【栗とブリュレパフェ】」【瑞浪市・恵那川上屋】
そろそろ…やっと…本格的な栗のシーズンがやってきますね.オーライです.
夏の間はついついご無沙汰になってしまう恵那川上屋.何か新製品…と思って検索していたら「かき氷」が出ているではないですか!
…中略…
里の菓茶房に到着.
訪問したのは6月中旬.記事をどれだけ寝かすのよって感じですが、お届けさせていただきます.
店舗前にイーゼル看板に「氷 始まりました」.
早速、入店します.入口と出口が分かれています.
入口を間違えることはないんですが、食べ終わったら油断してるせいか、いつも入口から出ようとして…ハッと気付いて…戻って出口から出てます.
振り返ったときに、店員さんの「出ていいですよ~」的な笑顔で見送られることもしばしば.
入店してスグのところに、メニューが置いてあります.オーダーを決めてからレジに向かうシステムとなっています.
オーダーを決めるところへは1組だけ案内されます.メニューを見ている組がいるときは入店しようとしても「店外で少しお待ち下さい」モードになります.入口ドアのところにもメニューが貼ってあるので、そちらを見てオーダーを決めながらお待ちいただくと良いと思います.
「恵那川上屋」で購入したケーキを食べられるようになりました.「里の菓茶房」で食べる旨を伝えて購入したレシートを提示すると、スタッフさんがケーキを受け取りに行ってくれます.
モーニングも8月下旬までの提供予定.
「わた雪氷」シンプルな氷に自家製シロップをかけて食べるタイプですが、それにしても650円って感動的にお安く感じます.
恵那川上屋まで来ましたから、チョイスはもちろん「栗蜜」です.
食べたことのなかった「栗とブリュレパフェ」も食べてみたくなりました.
ドリンクセットもあります.
レジで「わた雪氷 栗蜜」と「栗とブリュレパフェ」を頼んで支払いを終えたら、席に向かいます.
「わた雪氷 栗蜜」税込650円 . ※2021年のわた雪氷は8/26に終了したそうです.
薄く削られた、ふわっふわの氷.上からシロップをかけていない形で提供されるので、ふわふわ具合が目で見てもよくわかります.
見る間に溶け崩れていくので、できるだけ早く食べてあげたい氷です.
別添えで無造作に置かれる「栗蜜」が逆に自信の表れのように見えますね.
川上屋が手作りした栗のシロップ「栗蜜」をかけます.
栗の風味を凝縮させた「栗蜜」.かけたときに「自然な栗の香り」がふわっと届いて、期待感が高まります.
甘い蜜と栗ペーストを混ぜたシンプルなシロップ.それだけに栗の風味がしっかり残る美味しさ.栗はすりつぶされた状態なので、粒やかけらは入っていません.
感覚的には「栗きんとんのタネ」にとろみと甘みを加える形で蜜を混ぜた感じ.
食べ進めたときにわかりましたが、お皿の底にも少しシロップが入ってます.でも、基本的には自分でかけて食べていきます.
一度にかけると、わた雪がすぐに溶けてしまうので、半分くらいかけて食べ進めたら、またかけて…を繰り返して食べていきました.
シロップが少なめに見えるかもしれませんが、氷の量も少なめなのと、シロップが濃厚なので、ちゃんと足りてさらっと完食.
「栗とブリュレパフェ」税込850円 .
キャラメリゼで覆われたカスタードの下には栗ペースト.サクッサクの焼きメレンゲと
キャラメルソースがかかった生クリームの中にはバニラアイスが隠れています.
しっかり焼き固められたキャラメリゼ.叩き割って食べていきました.
さすが栗菓子屋さんの栗ペースト、美味しさは保証付き.サクサクの焼きメレンゲは甘さにも軽快感を与えながら、生クリームにキャラメルソースが苦みを加えて甘さのバランスを取りながら、栗の甘みを引き立てる…
と、気付きました?
素材は「栗一筋」とほぼ同じなんです.
渋皮煮がなくなってバニラアイスとキャラメリゼが追加されてますが、これは「栗一筋」が提供終了して寂しい想いをしている人たちへのプレゼント「栗一筋パフェ」なんだ! と食べて初めて気付きました.
食べると「栗一筋」が思い出されましたよ.もっと栗ペーストを!
あぁ早く「栗一筋」が食べたい!
あと少しかな? 8月末には提供開始かな? なんて思いながら完食しました.
「栗一筋」満喫記事はこちら.
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お腹は満たされていますが、ちょっとだけ寄って行こう.
ショーケースには恵那川上屋の代表的な栗スイーツの「栗山」「栗風」.メロンなどのフルーツを使ったスイーツが並んでいました.
「栗山」「栗風」もお気に入りです.美味しさだけじゃなくて、そのサイズ感もインパクトあって一度食べてみて欲しいスイーツです.
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こちらのショーケースは完全に普通の洋菓子店みたいです.「キャラメルカフェラテロール」は買って帰れば良かったなぁと(お腹が空いてきたら)思いました.
夏の冷凍コーナー.「夏のモンブラン」や「果実まるごとフローズン」、「安納芋の蜜焼芋」…どれも美味しそう.後述する「栗観世」の冷凍版はここに並んでいます.
夏の栗きんとん「栗観世(くりかんぜ)」.CMでよく見るので、一度食べてみたいと思っていました.冷蔵版と冷凍版の2タイプを販売していますが、スタンダードな冷蔵版を買って帰りました.
水ようかんや上生菓子のコーナー.
「栗観世」税込230円/個 .
恵那のきれいな水辺と憩いにやってきた蛍を表現しているそうです.
艶々した表面が涼しげ.
夏に食べやすい栗きんとんを…と生まれた「栗観世」.
生地の中に泡が見えますね.水饅頭の生地にメレンゲを加えた「泡沫(うたかた)生地」.ふわっとつるっとして、しつこさを感じない夏にふさわしい食感を作り出しています.
栗きんとんではなく栗きんとん餡にすることで、口当たりがなめらかで冷やしたときの冷たさが伝わりやすくなっています.栗きんとん餡は、栗きんとんそのものよりも甘さがちょっと強めになっていますが「泡沫生地」が食感重視の甘さ控えめなので、口にすると冷たくてさらっとした甘みの中に栗の風味がじわーっと広がる上品なお味です.
「くりもなかあいす」税込216円/個 .
お腹は満たされていたはずですが…食べてました.
栗のかけらとたまに出会います.栗ペーストも使っていますが「栗感」はあまりなく、「恵那川上屋の栗アイス」と思って食べたオーライの期待値には届かなかったです.
まとめ
・ふわふわ薄削り氷に栗味豊かな「わた雪氷 栗蜜」.シンプルで自然な美味しさだけど、これだけ食べに行くにはちょっと遠いかな.
・「栗とブリュレパフェ」は夏の「栗一筋」パフェ.
・これからの本格的な栗の時期が待ち遠しい.