スイーツ「シェ・コーベ「和栗モンブラン」&「モンブラン」」【豊田市】
栗の美味しい季節が続けばいいのに、オーライです.
所用で更新が開いてしまいました.ここからまた年末に向けて更新頑張っていきます.
松坂屋豊田店の1Fにある「PATISSERIE Chez KOBE(パティスリー シェ・コーベ)」.いつもお世話になっています.
「レストラン・シェ・コーベ」から独立してフランス菓子をつくり続けて38年.現在は瑞穂区の本店(路面店)、栄店(松坂屋名古屋店)、豊田店(松坂屋豊田店)の3店舗で営業されています.
シェコーベの生クリームが大好きで、デコレーションケーキやロールケーキを購入させていただいています.
来年9月、松坂屋が閉店してしまったら「誕生日のケーキはどこで頼めばいいの~?」と迷うくらい頼りにしているお店です.「近所」で買える「名古屋品質」のケーキ、とてもありがたい.松坂屋に出店されてるお店ってどのお店も高品質.豊田市、恵まれてると思うんですけどね.「なくなって気付く大切さ」ってヤツですかね~.イイお店はそのまま残ってくれないかなぁ…と切に願っています.
今日のショーケースも魅力的なケーキたちが並んでいます.ケーキだけじゃなくて焼き菓子も美味しいんですよね~.
でも今回は生クリームでも焼き菓子でもなく、旬の「栗」狙いです.
購入してまいりました.
購入したのは「モンブラン」.和栗と西洋栗の食べ比べをしようと2種購入しました.
左の黄色い方が「和栗のモンブラン」.右の茶色い方が「モンブラン」.
無印のモンブランはフランス産の栗.元々のモンブランはマロングラッセのくずやかけらを再利用していたので茶色が強いそうです.最近は渋皮煮をペーストにすることもあるので一概に「茶色=西洋栗」とは言えないようですが、覚えておいて損はないかも.
切断して並べてみました.
真ん中にドンと和栗の渋皮煮がゴロっと1つ入ってます.渋皮煮を甘くない生クリームで包んで、和栗のペーストが分厚く載せられます.
マロングラッセを生クリームで包んで、フランス栗のペーストをたっぷり載せる.スタイルは両者同じですが、見た目も味わいも異なります.
フランス産栗は洋酒の風味のあるモンブラン.口に運ぶとフワっと香ります.甘すぎずパクパク食べてしまいます.
和栗のモンブランを食べると風味がまったく違います.甘さをさらに抑えた感じで「和栗」を感じて欲しい製作者の気持ちが伝わります.
ただ、和栗の味と香りがダイレクトに伝わってくる「栗きんとん」をイメージしてしまうとちょっと違います.あくまでも和栗を使って洋菓子であるモンブランを作り上げた感じ.上品な和栗の風味を損なわないように仕上げてあると思います.
「和栗」食べて「仏栗」食べて、また戻って…と食べ比べると、味にパンチのない「和栗」はちょっともの足りなく感じてしまうかもしれません.食べ比べるにしても、ちょこちょこ食べせずに、半分ずつをまとめて食べた方がそれぞれの美味しさを感じ取れると思います.(オーライも次からそうします)
まとめ
・和栗と西洋栗の味の違いを楽しめるモンブラン.
・和栗モンブランは和栗の風味を感じる、品のイイ仕上げ.
栗きんとんの延長線上でイメージしているとガッカリします.
・西洋栗は芳香あるモンブラン、安心感ある味.
他にも「栗」スイーツ食べたくなりました.