食パン専門店「い志かわ × つきぢ松露コラボ【だし巻き玉子サンド】」【豊田市】
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ご覧いただきました皆様、ありがとうございました.
更新を頑張る力をいただいたオーライです.
松坂屋豊田店に「ロング催事」として4/15から出店されている
超高級食パン専門店「い志かわ」の「だし巻き玉子サンド」をご紹介します.
食パンの記事は下の過去記事をご覧いただければと思います.
公式HPはこちらになっています.
https://shokupan.net/ishikawa/
出店の折から発売されていたもののスルーしていましたが、今回食べてみたくなって購入してきました.食パンはとてもしっかりした紙袋で提供されますが、サンドウィッチはビニールの持ち帰り袋に入れていただきました.
コラボを示す「つきぢ松露×い志かわ」の金シールが貼られて高級感ある紙箱です.
箱を開くとフィルムが一枚のせられています.
分厚くて、鮮やかな黄色の玉子焼がインパクト強く、目に飛び込んできます.思ってた以上に玉子の圧がスゴイ.
この玉子焼は「つきぢ松露」の「松露」という商品です(後述します).
手に取ってみますと、さらに玉子焼が存在感を示します.パンより玉子焼の方が分厚いです.
食べてみると口に拡がるのは玉子焼の味.鰹と昆布のだしに砂糖を使った甘すぎない甘味のある玉子焼.フワフワではなく、しっかりした噛み応えがあります.「モグモグ食べる」感じでちゃんと噛むので2個食べると、結構お腹が満たされます.いや、美味しかったので全部ペロっと食べちゃいましたけどね.
高級食パン専門店の玉子サンドですが、主役は玉子焼きでした.「い志かわ」の食パンも甘さは控えめなので、甘さが主張しすぎることもなく、むしろ玉子焼きの旨味をもらってパンの味自体も引き立ってくるように思いました.
パンと玉子焼きの間には薄くマスタードマヨネーズが塗ってありますが、辛みを感じるほどではありません.マスタード嫌いの方は気付くかもしれませんが、子どもでも気付かず食べてしまったくらいの塗り方です.パンも玉子焼きもどちらも単品で美味しいものなので余計な味付けは不要.少しだけ繋ぐためであったり、玉子焼きの切断面からパンへの味の染み出しを、噛んだときまで防ぐといった意味合いの塗り方なのかな? と思いました.
オーライはマスタード大好きなのですが、この塗り方はむしろ好ましいと思いました.
+++++ つきぢ松露 +++++
東京築地に本店のある玉子焼専門店「つきぢ松露(しょうろ)」
http://www.shouro.co.jp/index.html
昭和21(1946)年に玉子焼きのダシの味を確立し、以来70年以上も玉子焼屋として販売、寿司屋や高級料亭への提供を続け、三越銀座店への直営店出店を初めにデパートやスーパーでの取扱店も増えています.
茨城県坂東市の「都路(みやこじ)のたまご」のみを用いて、生みたてのたまごをスグに(翌日には工場入り)玉子焼に加工されます.
この「つきぢ松露」は玉子焼体験を実施しており、TV番組でも紹介されているので、ご覧になった方も多いかもしれません.外国人の方にも大人気でよく体験されているようです.
店員さんが使っている「なべ」は2kg以上もあって、この1本を作るのに「都路のたまご」を10個使っているそうです.
「い志かわ」の「だし巻き玉子サンド」には、この玉子焼「松露」を1/3本使っているのではないかと思います.
そして「つきぢ松露」も玉子サンド「松露サンド」を直営店のみで販売してますね.
こちらは圧倒的に玉子焼が主役.両脇のパン2枚分より玉子焼の方が厚いです.
「つきぢ松露」のHPには「たまご焼きができるまで」という子ども向けの社会科見学という位置付けのページがあります.
ここを見て初めて、玉子焼を1日冷ますと美味しくなることを知りました.
茨城の工場から愛知までの玉子焼の輸送にもちょうどいい冷却時間ですね.
今は美味しい玉子焼きもいろいろあると思いますが、この玉子焼だけで御馳走となるような時代に生まれ、だしと砂糖で仕上げられた伝統的な美味しい玉子焼だと思いました.ずっと作り続けて欲しいです.
辛いものや梅入り、鶏ひき肉の入った親子焼など新商品も投入されています.公式HPで見ていただけますし、通販もやっていますのでよろしければご利用下さい.
まとめ
・だし巻き玉子サンドの名前通り、だし巻き玉子インパクト大.
・だしの味が効いたちょうどいい甘さの玉子焼.
・パンと玉子焼がお互いに美味しさを引き立たせるサンドウィッチ.
※「玉子焼き」「たまご焼き」「卵焼き」といろいろ表記はありますが、
「つきぢ松露」の表現を尊重して送り仮名なしの「玉子焼」を使用しました.
い志かわ 松坂屋豊田店
い志かわ 豊田浄水店