茶房「緋毬（ひまり）」【名古屋・栄・サカエチカ】
こんにちは．暑さよりも湿度にめっぽう弱いオーライです．
今回ご紹介するのは名古屋銘菓「大須ういろ」を製造・販売する会社がオープンさせた茶房「緋毬（ひまり）」のかき氷．
名古屋市営地下鉄「栄駅」の地下街「サカエチカ」にあります．所用で栄まで赴いたときに偶然訪れたお店です．
厨房がはっきり見えないように雰囲気づくりをされた外観．初めは和菓子販売所かと思いましたが、並んでお待ちの方がいて、目を凝らしてみると壁にかき氷の写真が貼ってあって気付いた次第．
下は公式HPの店舗写真ですが、光と影で和の雰囲気がうまく表現されています．
「伝統の味や知恵をひもときながら、これからの時代の感覚に合う、新しいお菓子をつくりたい」という想いを抱いてオープンさせたお店．和をベースに洋をうまく融合させる狙いでパティシエとのコラボもされているそうです．
２人席テーブルが７つの小さなお店．下も公式HPよりお借りしましたが、鏡を使って店舗の狭さを感じさせないようになっています．
今は新型コロナ感染拡大対策で席を間引いて案内されますので、同時のご案内は５組１０名程度となります．空間・パーソナルスペースが広く感じられますので、個人的にはすごく食べやすく１人でも居やすいお店となっていました．営業的には苦しいでしょうが、窮屈な感じがまったくなく、雰囲気はものすごく良かったです．
栄地下街を多用される方には問題ないかもしれませんが、普段使っていないオーライは自分がどこにいるか、わかりにくかったので、「緋毬」に行きたいと狙って向かっても、スグに辿り着けなかったであろう自信があります．今回の偶然の出会いは非常にラッキー♪でした．
で、今後訪問される方のために公式HPで検索…してみると、
ヲイ！ わからない … これ名刺に記すようなレベルの地図ですよ～．
ということで、サカエチカのHPからお借りした地図に加工したのがコチラ．
周辺のお店もわかるので、これならお伝えできるかと一安心．
距離を開けて待っている間にメニューを見てオーダーを考えます．
「ゆいらういろ」「薄氷寒（うすらいかん）」のようにオリジナルの和甘味もあって魅力的なのですが、当初の狙い通り「かき氷」で行きました．他のお客様も全員かき氷．この記事を書きながら気付きましたが、かき氷で有名なお店でした．
先述のパティシエコラボの「ティラミス」を食べてみたかったのですが、メニューを手渡されたときに「ティラミスと生いちごはございません」と言われてしまいましたので、かなり悩んで「五色白玉」も同時に味わえる「宇治ミルクしるこ白玉」をチョイス．席に案内されてオーダーを聞かれたときに、アイスクリームを追加トッピングすることを決定しました．だって、お隣の方が載せてて美味しそうだったんですもん．
席を間引いているせいか、オーダーして２分ほどで出てきたかき氷がこちらです．
食べていて崩れそうになったら白玉やアイスを退避させることができるお皿とお茶と一緒にお盆に載せられて提供されます．木製盆に和紙を効果的に配置した演出も良い雰囲気．メニューの写真よりも氷が多めに盛られてる気がします．
抹茶を凍らせたものを削ったんじゃない？と思えるほど、濃い緑の宇治氷．その上に載せられた「五色白玉」．【ごま・きなこ・抹茶・桜・白】の白玉がきめの細かいこしあんの上に色鮮やかに並んでいます．
細かい氷でサラっとしながらもシャリっとした食感も感じます． こしあんは冷たい氷にのせられているにもかかわらず、柔らかで、口の中でとろ～りと溶けて甘味がフワっと広がります．
もちもちした白玉は５色の色合いもキレイですが、「ゴマ！ 桜！ … 」と味が強く主張するのではなく、噛んでいると風味がやってくる感じ．しっかりした風味を予想して食べると少し期待外れになるかもしれません．
甘すぎないミルク、苦味の中に甘味を感じる抹茶．「美味しい」．
飲み込んだあとに鼻に抜けてくる良い抹茶の香り．「あぁ美味しい～」．
アイスが崩れ落ちてこないように、ポケットを作りながら食べました．そして、そこにスポっとアイスを収めたら少し安心．
抹茶、ミルク、白玉、あんこ、アイスと多彩で味の変化が楽しみながら食べました．中まで掘っていっても抹茶もミルクもソースはたっぷり．ずっと食べ進めていっても味が薄くなることもなく、濃い部分を残すように気を遣いながら食べなくても良いのは、ちょっとしたことだけど嬉しいじゃないですか．
溶けた部分は「冷やしお抹茶」になりました．本当に最後まで濃い抹茶を楽しむことができました．
完食、ごちそうさまでした．美味しゅうございました．
まとめ
・最後まで濃い抹茶が楽しめる美味しいかき氷．
・彩り豊かな５色の白玉が映える．
・こしあんの甘味がフワっと広がる．
・和のかき氷もいいなぁと再認識．
場所さえわかれば、わざわざ出向かなくても行けるアクセスの良さも魅力ですね．
次はティラミスも食べてみたいと思いました．
こちらはリンクではなく、画像です．
地図埋め込みだと上のように「地上図」となりますが、Google Mapで検索すると下のように「地下街透視図」となります．
